家庭用燃料電池

こんばんは。 今週はこれといってイベントがない、岩永です。 よって、あんまりネタがありませんが、なんか書いていこうと思います。

今朝の日経新聞の一面に【家庭用燃料電池】の記事が載っていました。 【オール電化】が主流になっている昨今、ガス会社等が絶対なんか仕掛けてくると思っていました。 燃料電池などの発電装置は以前から存在していたのですが、大抵は非常用や、大規模な建築物で使われることが多かったと思います。(←たぶん家庭用もあったと思いますが、ほとんど聞いたことが無かった・・・。)

しかし今回は「家庭用」。  

しかも、価格帯が100万円程度とくれば『太陽光発電』よりは手の届く範囲になってきます。現在『太陽光発電装置』が250~300万円くらいでしょうか?さらに補助金なんかも出てくるでしょうから、ますますお買い得になる商品かもしれません。

【エコ】という言葉が主流になっている世の中で、この商品がどの程度環境問題に寄与し、我々の家計に関与してくるかはわかりませんが、私自身はかなり興味があります。 

まず【オール電化】の弱点として上げられるのが停電時。 落雷や台風、地震で停電した場合、ほとんど機能しないと思います。 しかし、その問題を『燃料電池』が解消できれば間違いなく需要は出てくるのではないでしょうか。 

ただし、現段階ではランニングコストで言うとガスを使う分だけ、単に【オール電化】にするよりは安くならないみたいです。しかも家庭で使う電力の約6割程度しか発電できないみたいなので、後は普通に電力会社からの供給になるのかな・・・。

これからですね・・・。

それでも将来性のある商品であることは間違いないと思います。 ますます世の中は【エコ】に向かっていきます。 当社も【エコ】に対して真剣に取り組んでいきます。 それでは。

 

 

 

 

 

※【家庭用燃料電池】
水素と酸素を化学反応させて発電する小型の発電装置。廃熱で温水を作るコージェネレーションシステムとして使うため、燃料の都市ガスのエネルギー利用効率は最大9割強と火力発電の4割弱を大きく上回る。家庭エネルギー消費の約3割がお湯の利用が占め、温水を効率よく使えば二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減できる。 燃料電池は夜間や天候に関係なく安定的に発電できる。 (日経新聞きょうのことば参照)

2008/07/01