じげもん

 こんばんは。 岩永です。

昨日洞爺湖サミットが閉幕しましたね。 なんともあやふやな結末に終わったようで、ああまたかという感じです。 

今日、『じげもんの家』の集まりに参加してまいりました。 『じげもん』というのは長崎弁で、『地産の』みたいな意味です。 地元の木(県産材)を使った家を建てるというコンセプトで、建築屋さんや設計屋さん、家具屋さんなど業界の垣根を越えた集まりです。 

そこではお互いの商売を度外視して、いろんな企画の話で盛り上がりました。 どの企画もとても面白そうだったです。 まだ全然具体化はされていませんでしたが・・・。 これからですね(笑)

もちろん【古材】の話もしてまいりましたよー。 皆さん興味を示してくれました。 もう一押しというところです。 

最近、いろんな方とお話しする機会が多く、日々勉強させてもらってます。 ある大工さんは、「新建材が家の寿命を短くした!」と、おっしゃっておりました。 うーん、確かにそうかもしれません。 その大工さんが造る家はその殆どに『ムク材』を使用しております。 床にはヒノキの縁甲板(←無塗装)、壁は真壁。 いいですね。 

その大工さん曰く、「家というのは、木と土と石があればできるんや。 自然のもんで造るから、長持ちもするんや。」と。 確かに科学的根拠は私にはわかりませんが、何十年も大工としてやってきたという自信が根拠となっているので、とても説得力がありました。

 さて、明日は㈱ヴィンテージアイモクの井上社長に来社していただきます。 さらに長崎新聞社から取材を受ける予定です。 特別なことは何もできませんが、私の思いを熱く伝えてみたいと思います。

ガンバリマス。 では。

 

2008/07/09