じげもんの木
こんばんは。 なにか技術を身につけたいと切に願う、岩永です。
先日ニュースで特集されていた話ですが、今日本産の果物が海外では売れているらしいですね。 日本の物は外れがなく、状態も良く美味しいらしいです。 価格は地元産のものよりも高いらしいのですが、美味しければやっぱり買うんですよね。
日本の農業の技術は相当高い位置にあるんですね。 今まで培ってきた技術と経験が活きているんだと思います。 ただし、今までは農協が面倒な手続きやいくらか安定購入(←安価でしょうけど・・・)してきた分、農業者にはリスクも当然出てくるでしょう。 これからは農業は農協を通すだけでなく、エンドユーザーに直販することもどんどん増えていくでしょうね。ハイリスク、ハイリターンですね。 技術(味、形)が良くないともちろん売れないわけで、また人と同じことをやっていても一緒。 そこで技術革新が起きて、またさらに美味しいものができる仕組みになるはずです。
スバラシイ・・・。
日本は基本的にエネルギー、食料の輸入国。 しかし今、その輸入に頼らず、日本の持つ技術力でその部分をカバーできるか、というところに来ているらしいです。 日本人ならできるんでしょうね。 というか、そうあってほしいものです。
と、話は変わりまして。
一昨日『じげもんの木家づくりの会』の定例会議に参加してまいりました。 以前も少し書きましたが、この会ではみなさん商売の垣根を超えて、いろいろディスカッションします。 とても面白い会議の中で、『じげもんの木(長崎の木の意味)』が持つ魅力についてちょっと考えてみました。
地産地消の観点から言えば、とても意味を持つしステイタスがあると思うのですが、商品として考えた場合どうなんでしょう。 私自身、勉強不足というところは少なからずあると思いますが、それを百歩譲ってもなかなか思いつきません・・・。
ただし、その魅力が見出せた時に『じげもんの木』がその意味を持ち、それで家を建てる人がたくさん出てくるのでしょうけど。
まだまだ先は長いですが、その魅力を見つけるべく会議は続いていくことと思います。
それから、私たちが取り扱う【古材(kozai)】というのは、究極(←ちょっと大げさ)の『じげもんの木』だと思います。 私たちが【古材(kozai)】に対する定義として掲げているのは、『築60年以上の木造住宅』です。 これがもっと前に遡れば遡るほど、さらに確信的になると言えるでしょう。
昔はそこで取れた木材で、それを製材し家を建てたことだと思います。 そう考えれば、そこで取り出される【古材(kozai)】というのは『じげもんの木』ということになりますね。 とても安直な考えかもしれませんが、私はそう考えます。
皆さんの中で、一部だけでも『じげもんの木』を使ってみたいという方には、長崎で取れた【古材(kozai)】という選択肢もあることを覚えていて欲しいですね。
またもや長ったらしいブログになってしまいました・・・。
最後まで読んでいただいた方、感謝。