大工さん

こんばんは。 岩永です。

先週末に壊れてしまった、と思っていたPCが、なぜかものすごく調子よく稼動しています(汗) 

さすがにもうダメだろうと思いながら、PCの電源を入れてみると・・・なぜか普通に立ち上がるではないですか!ま、最初だけでまたフリーズしちゃうんでしょ、と思いながらCADやインターネットをやってみたんですが、う~ん、すこぶる快調なんですよね、これが。

最後のご奉公のつもりなのか、以前にも増していい具合なんですよねー。

一応、メーカーからはハードを購入しているので、いざというときはセットアップし直しますが、今はとりあえず小まめにバックアップを取りながら、だましだまし使っていこうかと思います。

だって、またインストールしたりするのメンドクサイですもん・・・(苦笑)

 

さて(汗)、表題にも書きました、『大工』さんという呼び名。 今日ある大工の棟梁さんが、面白い例え話をお弟子さんたちに言っていました。

「大工という名前は、大きな工夫が出来るから『大工さん』と呼んでもらえるんだよ。」ですって。 ホントの由来は知りませんが、確かに一理ありそうです。 

また、こんなことも聞いたことがあります。

「大工には序列があって、弟子ん子の時は【大八】、一人前になって初めて【大九(大工)】さんよ。 そんでその大工さんを束ねるのが十(棟)梁たい。」

なるほど、ですね~。

ハウスメーカーさんのお仕事をされている人達が、どこに分類されるのか知りませんが、このことを仰っていた大工(棟梁)さんはご自分の仕事にとても誇りを持っておられます。 確かに、このようなホントの職人気質(カタギ)の大工(棟梁)さんたちは、しゃべりベタの方が多いし、パッと見強面の方も多く、営業面ではちょっとマイナスのイメージが多いですが・・・、反面、間違った仕事はしない方も多いですもんね。 ただし、気概が良すぎて、たまに損得勘定抜きで仕事をするもんだから、儲からないこともしばしばあるようで・・・(汗)

大工さんというのは、ホントに頭が良くないとできない職業だと思います。 【頭が良い=学歴がある】ではなくて、想像力豊かというか、とっても頭の柔らかい人達です。 腕の良い大工さんは絵がとても上手だと聞きます。 字も綺麗なんですって。

しかし『時代』の流れと言いますか、ホントの大工さんたちが減っているような気がしてなりません。 『時代』のせいにはしたくないですが、昨今の建築事情を考えるとちょっと寂しいような気がします。

大工さんたちが存分に腕を揮うことのできる、そんな仕事が増えるといいですね・・・。

では。

2009/02/16