木材市場
こんにちは。 いやー、今更ですが、侍JAPAN優勝しましたね! 内川選手の超ファインプレー?(←普通の外野手では考えられない捕球の仕方)、イチロー選手の試合を決める決勝打にはホント、鳥肌が立ちました。 あの場面で打てるイチロー選手はやっぱ持ってますね。
スバラシイ・・・(涙)
侍JAPANの皆様、感動をありがとうございました(笑)
さて、先日打ち合わせを兼ねて長崎木材市場へ行ってまいりました。 当社はここから材木を仕入れております。
さすがに大きいですね。 並品(←普及品ってこと)から1等材(←ごく一般的に使われるランクの材)、化粧材までそろっております。 しかし、ここでは現金販売(一般の方には販売しておりません。)はしておらず、当社みたいな木材販売店を通してご購入いただくことになります。
まだまだたくさんありました。 面白いですよー、いろんな表情の木材があって。
こちらは木材プレカット工場です。 ここで木造住宅の軸組み部分が加工されます。 便利なもんです。 大工さんが手刻み(←加工)すれば1週間から10日間くらいかかるところを、ここでは2日から4日くらいで加工してしまいます。 速い、ですね。
プレカットについてはいろいろ考えるところがありますが、スピード、精度を重視するのであれば間違いなくお勧めです。
最近はほとんどの大工さんがプレカット加工をされます。 もちろん予算というものがありますので、一概には言えませんが、だんだん手刻みをされる大工さんがいなくなるのはちょっと寂しい気がします。 うまく技術継承が行なわれれば言うことないんですが・・・。 それでも確実に伝統的な工法を行なえる大工さんが減るのは確かでしょう。 一部では、その伝統工法を見直そうという考えもあるみたいですが、実際それを行なえる大工さんがいなくなってしまえば元も子もないです・・・(苦笑)
私は、伝統工法というものを無理に推し進める気はありません。 しかし、『伝統』という名のつくものがなくなるのも、寂しいと思う気持ちがあります。 世界一とも言われる日本の木造建築の技術を、なんとか後世に残していきたいものですね。
では。