適正価格

こんばんは。 明日が過ぎればもう11月。 今年も残すところ2か月余りとなってしまいましたね…。 最近のニュースでは、景気が回復傾向にあるとしきりに言っておりますが、まだまだ私たち一般庶民のお財布にはほとんど反映されていておりません…(涙)

最近、物価が下がってきていると思います。 食料品にしても衣料品にしても。 もちろん『安い』に越したことはないんでしょうけど…。 しかし、仕入れ単価はそんなに変わらないはずなのに、販売価格だけが下がっているような気が…(汗)。 たぶん、原価を抑えるためには人件費ぐらいしか削るところはないはずです。このような現状が続くとなると『デフレスパイラル』に陥る危険があるそうです。

※デフレスパイラルとは…
物価下落→企業の売上の減少→企業収益の滅少→企業行動の慎重化、設備投資や雇用の調整→個人消費などの最終需要の滅少→さらなる物価下落

確かに、物価は下がってきましたが、私自身、購買意欲は芽生えてこないですね。 

また、外国の有名ブランドがどんどん日本離れをしているそうです。 最近の日本人(←特に若者)がブランドに興味を示さなくなっているとかいないとか。

先日の東京モーターショーでも、外国の車メーカーさんの出店がめっきり減ったそうです。 それなのに中国でのモーターショーにはたくさん出店していたそうで、やはり、あまりお金を使わない日本人に対して、魅力を感じなくなってきたんでしょうね。

私は特にブランド品にはあまり興味はありませんが、ただ、良いモノにはやはりそれなりの値段がついているものだと思っております(←少ないですが、出すときは出しますよ!)。

お客様には、良い『モノ』を、適正価格にてご提供する。

ですね。

この適正価格を設定するにはもちろん、企業努力の必要があって、ただ単に利益だけを追いかけるだけではいけません。 買う人、売る人、どちらも幸せになれることが一番です。 とても難しいことではありますが、努力してみる価値は充分にありそうです。

一時の売り上げ確保のための安売り競争に負けず、『これだけの商品で、この価格ならば納得。』と思われるようなご提案をしてまいりたいと思います。

では。

2009/10/30