価格設定
こんばんは。 ホント最近の朝晩の冷え込みは身にしみます。 以前も書きましたが、最近の気候の変化が極端すぎて身体がついていけてないような気が…。 なんて、年寄りじみたことを言っている、岩永です。
さて、今日は価格設定について基本的なお話を。
価格設定を行う上では、3Cが重要とされております。 3Cとは、自社視点(Company)、競合視点(Competitor)、顧客視点(Cutomer)のことで、
まず自社視点においては原価志向に基づき価格設定
⇒生産コスト(固定+変動=原価)に利益をプラスした価格設定を行います。 この場合、一定の利益を確保するために変動(←原価)にあわせて価格も変動させます。
次に競合視点においては競争志向に基づき価格設定
⇒競合となり得る商品を特定し、競合と同じ価格に設定をするか、または上下数%に設定をするかを考えます。
最後に顧客視点においては需要志向に基づき価格設定
⇒顧客がその製品に対して、どれだけ価値を感じるかで価格設定を行います。
昨今では、どちらかというと競合視点に目線が行きがちで、A社がいくらで販売しているから当社はいくらまで下げようみたいな考え方になっているような気がします。
ただ、消費者の目線に立ってみれば、商品の値段が安いに越したことはなく、その商品がいくらで仕入れられているかはさほど問題ではないのかもしれません。
また、最近ではただ安いだけではなく、商品自体に付加価値を付けて他社との差別化を図り利益を上げている企業が目立っています。 ←企業努力の賜物ですね。
これからはただ『モノ』を売るのではなく、そこに何かしらの付加価値を付け、安い高いではなく『これだけの商品(←価値)でこの価格!』となるような、『コト』を売っていかなければなりません…。
がんばらねば。
では。