銀座

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東京は銀座。 写真の建物は誰もがご存じ、『銀座和光・服部時計台』。 銀座4丁目交差点の一角に建つこの建物は、昭和7年渡辺 仁氏により設計されました。  現在では高級百貨店となっていますが、もともとは服部時計店の社屋として建てられたものです。 長らく服部の時計塔として親しまれ、銀座の象徴的な建物となってます。 また、戦後の荒廃した銀座通りにあっても、この建物はけなげに建ち続け、人々に勇気を与えたそうです。 

この建物の特徴は、アメリカンルネッサンス様式を取り入れた商業ビルということです。 銀座という、老舗店舗と真新しい店舗が数多く存在する街の中にあって、一際その風景を落ち着かせるこの建物は、すごいとしか言えません…。



 

目の錯覚ではありませんよ。 構造計算が大変そうですね。 









 

いろんなブランドのビルが建ち並ぶこの街は、建築に携わる私たちにとってはとても興味深く、また、勉強になります。 それにしても変わった建物が多いですね。 よく言われることですが、『その街の風景や景観を考えた設計を…』なので、普通に観るといかがなものかと思います。 ですが、この銀座という、これからも発展していきそうな街の独特の雰囲気の中にあっては、溶け込んでしまっている感じがします。

オモシロイですね。



 

で、実はホントの目的はここに行くことだったのです…。 皆さんご存知、『アバクロンビー&フィッチ』です! 店内は、照明、音楽、フレグランスによる空間演出や、1階から11階まで吹き抜け(←高さ56Mもあるそうです)の壁にはニューヨーク店にも共通する820㎡にも及ぶ壁画が描かれ、『アバクロ』の世界観を五感で感じることができます。 

それにしても、店員さん達は皆華やかで美しく、また、カッコ良くもありました。 商品自体は少々高めだしたけど、いつか上から下まで『アバクロ』に染めてみたいと思います(笑)

ちなみに、お店から出てもフレグランスの匂いが衣服からとれませんでしたけど…(汗)

では。

2010/03/24