長崎県立美術館など

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お盆休みを利用して、子供たちと一緒に長崎県立美術館へ遊びに行ってきました。

建物は日本設計建築家隈研吾設計をされ、グッドデザイン賞やイタリアのマーブルアーキテクチュラルアワードのほか建築業協会賞、日本建築家協会賞、日本建築学会作品選奨など多数受賞しており、国内外から高い評価を得ているそうです。



  ←エントランスホール。



  ←公園側からの外観。



  ←ついでにお隣の建物も。

県立美術館は、お隣の水辺の森公園と見事に融合していて、お互いを尊重し合いながらそれでもしっかりと目立っています。 さすが、というところですね。

ですが、お隣の旧AIGビルについてはどうしても違和感が…。 その建物自体は洗練されていて、カッコいいと思うんですが、果たして廻りの景観とあっているかどうか…。 どうしても目立ち過ぎているように思えてしまうのです。 なんというか、自己主張が強すぎるというか…。 

この建物の設計趣旨としては…
『AIG長崎ビルの所在地は長崎県の一大プロジェクトでもある出島地区。公園地域という立地をふまえ、周囲の緑地にとけこむエコロジカルな設計思想を基本とし、「緑のビル」をキーワードに屋上を緑化し、ビルの周囲にも長崎県の木「ナンキンハゼ」を植樹しています。
また社屋の一部を「シビックスペース(公共スペース)」として、長崎市民に開放するなど、地域密着・地域貢献を目指しています。』

だそうですが…。 私の個人的な感覚で言うと、この趣旨の中に『歴史』というものを入れて欲しかったなと。 そうすることで、たぶん、もう少し違うデザインになったのではないかと思います。

ま、そこは、個人の価値観の問題ですので、悪しからず。 あくまでも私の主観、ということで。

それにしても、素敵な建物がたくさんありますね。

では。

イワモクでした。

2011/08/17