Style Woodは、長崎で建築資材販売・建築業を営む岩永木材有限会社の三代目が、工法や商品等の説明、施工中の現場進捗状況、その他岩永木材の取組みや方向性、日常的な話等を綴っていくブログです。ぜひ、岩永木材サイトもご覧ください。

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アメリカ大恐慌時の住宅事情

IMG_1730.jpg  

アメリカで新築住宅着工数が激減した時代があります。 それは、アメリカ大恐慌の最中1933年ごろの話で、この時はなんと93万戸から9万7000戸と、90%も激減しました。

こうした超縮小市場の中で、住宅業界は激しい淘汰の波にのまれました。 その激しい時代に生き残れた企業とは、長持ちし、そして良いデザインの住宅を造る企業だけでした。

基本的に、アメリカの住宅ローン事情は日本とは違い、家本体を担保にします(←全てではありません)。 つまり、お金を貸してくれる銀行さんが性能やデザインが高い家にしか資産価値を見出さず、いい加減な家には住宅ローンを貸しませんでした。 

銀行が唯一、価値として認めたのが、家の造りの良さとデザインの良さだったのです。 つまり、50年、100年と耐久性を持ち、陳腐化しない新鮮、かつ、普遍的なデザインの優れた家しか認めませんでした。

このことは、今の日本の住宅業界にも言えることなのかもしれません。 もはや、土地の値段が上がることは見込めない、個人の信用も当てにならない…、となると、価値のある家しか信用できるものはない…。

今現在は、まだ個人に対して住宅ローンを貸し出しています。 しかし、長期優良住宅を国が推奨していることを考えると、そのうち個人ではなく、家本体に対して住宅ローンを貸す時代が来るかもしれません。 

普遍的なデザインと言うのは、なかなか難しいし、個人差もあるだろうし、好き嫌いがあるでしょう。 しかし、単純に長持ちする家となると、そこまで個人差は出ないはず。 ま、構造的な部分がメインになってくるでしょうから、価値を見出しやすいですね。

せっかく家を建てるのであれば、一度考えてみても良いかもしれませんね。 ちなみに、当社でもご相談を受付けております。

ご相談はこちらから⇒ココをclick

イワモクでした。

では。

ラフスケッチ

201006051602000.jpg

これは、受付カウンターのラフスケッチです。 それでもこのスケッチで木工所さんは見積してくれます。 嬉しい限りですね。

DSC03263.jpg

たまにコピー用紙の裏面を使って、イメージを考えます。 コピー用紙の裏面なので、もちろんグリッド線はありません。 しかもラフスケッチなので、まったくスケール(←寸法)は意識せずに描いちゃいます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、プランを考える上でまず、機能図を描きます(←もちろん、ヒヤリングの内容を踏まえて)。 機能図とは、その家の機能(←動線的な)を図に表わしたもので、これを基に平面計画、立面計画を行います。 これを行うことで、その家の大まかな感じがつかめます(←ハズです)。 たとえば、『LDKと和室は玄関ホールを介して行き来できるようにしたい』との要望をイメージできます。 たとえば、『サニタリー(トイレや洗面所、SBなど)にはLDKからも2階からも直接行けるようにしたい』とか、ですね。

DSC03265.jpg  

そうやって、徐々にイメージを具現化していきます。 ま、あくまでもここまではラフなスケッチですけどね。 ここから方眼紙なんかに落とし込んで、ある程度のスケール感を把握し、図面化していきます。 

さ、もっと絵ゴコロつけないと…(汗)

イワモクでした。

では。

銘木

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本日、株式会社徳田銘木の徳田社長に来社いただきました。 私は数年前より、当社社長は数十年前よりご愛顧いただいております。 この㈱徳田銘木さんは、創業以来【みがき丸太】を造り続けておられていて、その業界ではとても有名な会社です。 一昔前は必ずあった「和室」も、今では「畳コーナー」に変わっていて、徳田社長曰く、『20年前の出荷量が100%としたら、現在は2%に満たないかもしれない…』そうです。 確かに、最近の住宅というのはモダンなデザインが多く、床柱を使うような本物の和室というのはなかなか計画されないのが現状かもしれません…。

最近の和室の多くは、LDKの隣に計画されることが多いと思います。 これは『LDKと一体として使用するため』という、理由が大半を占めていると思われます。 その場合、LDKは大体洋風かモダンなデザイン、造りをしているでしょうから、この和室にもなるべく【純和風】のイメージを持たせないようなデザイン、造りにしていることが殆んどではないでしょうか。 となると、その和室には書院や床柱などの【純和風】を連想させるような造りは犬猿されがちです。 真壁ではなく大壁だったり、壁天井もクロス貼りだったり…。

本当はもう少し設計者が考えて、和室のあるべき姿を見直していかなければならないのかもしれません。 私は、日本人の心の中にはまだ【和】に対する気持というのは、たくさん残っていると思います。 もちろん和室に対しても。 これからは、古き良き時代の和室というものをどれだけ継承しながら、現代風にアレンジできるかが重要になりそうですね。 

イワモクでした。

では。

※写真は徳田銘木さんが展示会に出店された時のものです。 その写真を転用させていただきました。 カッコイイですね!

屋久杉!

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これなんだと思います? 

201006191849001.jpg  

そう、USBメモリなんです。 しかも、屋久杉製。 価格は9800円也。 ま、これを高いか安いか判断されるのは人それぞれかとは思いますが、それでもこんな商品まであるんだと感心させられる逸品ではありますよね!

実はこれ、今日の展示会(←長崎ジャパン建材フェア)に出展されていた有限会社山田銘木店の山田社長よりいただいた品です。 もともと山田社長の会社は、主に和室に使用する【欄間】を製作販売する会社でした。 もちろん、今でも販売されてはおりますが、先日もブログに書いた通り現在の日本の住宅における『本物の和室』は特に少なくなり、【欄間】が使われることも激減してしまったようです。 そこで、山田社長の地元でもある、鹿児島県は屋久島の『屋久杉』を使用したさまざまな商品を開発されています。 

先日ご紹介させていただいた徳田銘木さんもそうですが、ホント、皆さんいろいろ考えておられるな―と感心させられます。 私もなにか考えないと。 そう感じられずにはいられない展示会でした。

では。

201006061545000.jpg  

イワモクでした。