建築事例:イワモク事務所

工事期間 平成24年8月下旬~平成24年9月中旬
工事場所 西彼杵郡長与町
設計者 イワモク
施工業者 岩永木材有限会社
構造 鉄骨・木混構造
延床面積 15.66㎡(≒4.7坪)+Loft 6.51㎡(≒2坪)

CONCEPT

イワモクは特定のショールーム、モデルハウスを持ちません。また、元来、材木問屋を生業としてきましたので、オシャレな事務所ではありません。そこで、イワモクの家づくりを、ご来社いただいたお客様に少しでも感じていただきたいという想いから、事務所横にあった倉庫を改築して、イワモクの新事務所を創る事にしました。この事務所のコンセプトは、ズバリ、イワモクの家です。それぞれの距離感や照明の雰囲気、色使いから床や壁のテクスチャーにもこだわりながら、イワモクの家をイメージしてもらえるような空間になっています。

PHOTO

施工前…といってもある程度片付いちゃってますが。
こちらは施工後。前面に杉の板材を貼っています。塗装はガードラックアクアという塗料です。
ある程度片付いちゃってますが…施工前です。鉄骨の筋交が厄介なところに…
ほぼ同じアングルから撮影しています。奥に見えるDという字を反対にした“穴”は…内緒です。床材には、杉の浮造り(←と書いて、ウヅクリと読みます)フローリング。そこにオスモという自然塗料を塗布しています。壁には、基本的に塗装で仕上げていますが、一面だけ珪藻土を塗っています。一面だけですが、その質感のおかげでずいぶんと雰囲気が良くなっています。造り付けの家具類は、基本的にメルクシパインという外材の集成材を使用しています。その上に水性塗装仕上げ。
天井と壁の一部には、通常屋根の下地に用いられる野地板という杉の荒材を使用していて、それを削って塗装しています。ロフトの手摺はスチール製です。このような有機的な空間に、スポッと無機質なスチールが入るとなぜか馴染みます。あんまりやり過ぎては主張が強すぎて、せっかくの空間が壊れてしまいますが…。

こんな感じに仕上がってます。 詳しくはこちらへどうぞ→ココをClick


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